領収書の写真を1つのPDFにまとめる方法

経費精算のたびに、レシートの写真を何枚も添付していませんか。 1つのPDFにまとめれば、送るのも確認するのも一度で済みます。 撮り方のコツから、容量の抑え方まで説明します。

まとめる前に:撮り方で決まります

あとから直すのは大変なので、撮影の時点で押さえておくべき点を先に。 差し戻しの原因はほぼここにあります。

明るい場所で暗いと文字が潰れます。影が落ちない位置から撮る
真上から斜めから撮ると台形に歪み、金額が読みにくくなります
全体を入れる但し書き・日付・宛名・金額・発行者。1つでも切れると差し戻しです
背景は無地机の書類が一緒に写ると、そちらの情報まで提出することになります
長いレシートは分割無理に1枚に収めず、上下に分けて2枚撮るほうが読めます
感熱紙のレシートは消えます。 コンビニなどのレシートは、数か月で文字が薄くなることがあります。 受け取ったらその場で撮るのが確実です。あとでまとめて撮ろうとすると、 提出のときに読めなくなっていることがあります。

手順

  1. 写真をパソコンに移す——スマホのまま作業してもかまいません
  2. 画像→PDF変換に、まとめて読み込ませる
  3. 順番を整える——日付順にしておくと確認する側が楽です
  4. 用紙サイズをA4に揃える——印刷する可能性があるならこちら
  5. PDFにして保存する

すでにPDFが何個かある場合は、PDF結合で1つにまとめられます。 「画像のレシート」と「メールで届いたPDFの領収書」が混在しているときは、 先に画像をPDFにしてから、まとめて結合してください。

容量が大きすぎるとき

スマホの写真は1枚3〜5MBあるので、20枚あれば100MB近くになります。 経費精算システムには容量制限があることが多く、ここで弾かれます。

対処はPDFにする前に画像を軽くするのが効果的です。

  1. 画像リサイズ幅1500px程度に縮める——レシートの文字はこれで十分読めます
  2. 画像圧縮で画質を調整する
  3. そのうえでPDFにまとめる

すでにPDFにしてしまった場合はPDF圧縮も使えますが、 先に画像段階で減らすほうが、同じ容量でも読みやすく仕上がります。

縮めすぎに注意してください。 金額や日付が読めなければ、証憑としての意味がありません。 縮めたあとに必ず開いて、数字が読めるか確認してください。

ファイル名の付け方

地味ですが効きます。受け取った側が探せる名前にしてください。

IMG_4821.pdfスキャン.pdf は避けてください。 経理は何十人ぶんも受け取ります。

レシートを他社のサーバーに上げていませんか

オンラインのPDF変換サイトを使うということは、領収書の画像を他社に送るということです。 レシートには次の情報が写っています。

これらは業務情報であり、多くの会社の規程では許可なく外部サービスへ送ってはいけないものです。 当サイトのツールはファイルを送信せず、ブラウザの中だけで処理します。 詳しくはファイル変換サイトは安全かをご覧ください。

電子帳簿保存法について(重要)

「写真をPDFにすれば紙を捨ててよいのか」という疑問が出ますが、 この記事だけで判断しないでください。

電子帳簿保存法のスキャナ保存には、解像度・階調・タイムスタンプ・検索機能・訂正削除の履歴など、 細かい要件があります。画像をPDFにまとめるだけでは満たせない場合があります。

この記事が説明しているのは「提出用のファイルを作る手順」です。 原本を破棄してよいかどうかは、会社の経理担当者か税理士に確認してください。 判断がつかないうちは、紙の原本を保管しておくのが安全です。

よくある質問

何枚までまとめられますか?

アップロードしないため枚数の制限はありません。ただし枚数が多いほど処理に時間がかかります。月ごとなど、区切って作るのが実用的です。

PDFの中の文字を検索できますか?

できません。写真をPDFに入れているだけなので、中身は画像のままです。文字として検索できるようにするにはOCRが必要ですが、当サイトは対応していません。

向きがバラバラになってしまいました

PDF回転・ページ削除でページごとに回せます。撮影時に向きを揃えておくのがいちばん楽です。

間違えて入れた1枚だけ抜きたい

PDF回転・ページ削除で不要なページを削除できます。

写真に位置情報は残りますか?

PDFに変換する過程で画像は作り直されるため、通常は残りません。元の写真ファイル自体には残っているので、そちらの扱いにはご注意ください。

まとめ

この記事で使うツール