履歴書の証明写真をデータで用意する

「縦560×横420ピクセル以内、2MB以下、JPEG」——応募フォームのこの指定、 何をどう合わせればよいのかを順番に説明します。 顔写真という性質上、どこに預けるかにも触れます。

まず、指定を3つに分けて読む

応募フォームの指定は、たいてい次の3つが混ざっています。 別々の項目なので、分けて対処してください。

① 画素数(サイズ)「560×420ピクセル以内」など。写真の細かさ
② 容量「2MB以下」など。ファイルの重さ
③ 形式「JPEG」「JPGまたはPNG」など

①と②は別物です。ここを混同すると、いくら縮めても通らない、という状態になります。 詳しくは画像が大きすぎてアップロードできないときで説明しています。

縦横比は 4:3 が基本

日本の履歴書用の証明写真は、縦4:横3が標準です。 紙のサイズでいうと縦40mm × 横30mm

データの場合も、この比率を保つ必要があります。 比率が違うと、提出先のシステムで勝手に引き伸ばされたり、顔が切れたりします。

よくある指定比率
560 × 420 px4:3 ✓
600 × 450 px4:3 ✓
480 × 360 px4:3 ✓
リサイズだけでは比率は変わりません。 スマホで撮った写真は多くが4:3や16:9なので、 先に4:3で切り抜いてからサイズを合わせてください。 切り抜きはスマホの写真アプリの「トリミング」でできます。比率を「4:3」に指定すると簡単です。

手順

  1. スマホやパソコンで4:3に切り抜く——顔の位置は、頭上に少し余白を残すのが基本
  2. 画像リサイズで指定の画素数に合わせる——「幅を指定」で横のピクセル数を入れれば、縦は自動で決まります
  3. 容量を確認する——上限を超えていたら画像圧縮で調整
  4. 形式を確認する——JPEG指定なら画像形式変換でJPGに

証明写真は面積が小さいので、指定の画素数に縮めた時点で、容量はたいてい上限を下回ります。 それでも超える場合だけ、圧縮を使ってください。

圧縮しすぎに注意

容量を減らそうとして画質を下げすぎると、顔にノイズが乗ります。 とくに肌の階調は粗が目立ちやすい部分です。

採用担当者が最初に見るのが、この写真です。 数百KBの差を惜しんで印象を落とすのは割に合いません。 上限に収まる範囲で、できるだけ高い画質を選んでください。

顔写真をどこに預けるか

ここは、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。

証明写真は顔写真=個人情報そのものです。しかも履歴書に使う写真は、 多くの場合氏名や職歴とセットで扱われる前提のものです。

オンラインのリサイズサイトや圧縮サイトを使うということは、 その顔写真を他社のサーバーに送るということです。 削除の約束はあっても、利用者側から確認する手段はありません。

当サイトのツールはファイルを送信せず、すべてブラウザの中で処理します。 ブラウザの開発者ツール(F12)の「ネットワーク」を開いたまま操作すれば、 通信が発生していないことをご自身で確認できます。

写真そのものについて

サイズの話とは別に、写真の中身にも決まりごとがあります。

厳格な選考では、証明写真機か写真館を使うのが無難です。 最近の証明写真機はデータでも受け取れるものが増えており、 そのデータをこのページの手順でサイズ調整するのが確実です。

よくある質問

「〇〇ピクセル以内」の指定に、ぴったり合わせる必要はありますか?

「以内」であれば、それ以下なら問題ありません。ただし小さすぎると印刷時に粗くなるので、指定の上限に近い値にするのがおすすめです。

PNGとJPG、どちらがよいですか?

指定がなければJPGです。写真はJPGのほうが容量が小さく済みます。PNGは文字や図に向く形式です。

紙の履歴書に貼る写真はどうすればよいですか?

データを印刷する場合は、画素数に余裕を持たせてください。40mm×30mmを300dpiで印刷するには、およそ472×354ピクセルが必要です。

撮影日時などの情報は残りますか?

写真には撮影日時や位置情報が埋め込まれていることがあります。気になる場合は写真の位置情報を削除する方法をご覧ください。

まとめ

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