動画カット・トリミング|必要な部分だけ切り出す
🔒 ファイルはこの端末から出ません
開始と終了の時間を指定して、動画の必要な部分だけを取り出します。 アップロードしないため、容量制限も待ち行列もありません。 画質を落としたくない場合は、無劣化での切り出しも選べます。
結果
使い方
- 動画ファイルを選ぶ(ドラッグ&ドロップでも可)
- 開始位置と終了位置を入力する
- 「切り出す」を押して保存する
時間は「90」のような秒数でも、「1:30」「1:02:03」のような時計表記でも入力できます。
「無劣化で切り出す」とは
動画は、映像を圧縮したデータの集まりです。ふつうの編集ソフトは、切り出すときに 映像をいったん展開して、もう一度圧縮し直します。 このとき画質がわずかに落ち、時間もかかります。
無劣化モードでは、この作り直しをしません。元のデータをそのまま切り取って詰め直すだけなので、 画質はまったく変わらず、処理は数秒で終わります。1時間の動画でも待たされません。
無劣化だと、開始位置は指定どおりになりません
無劣化モードには避けられない制約があります。切れる位置が「キーフレーム」に丸められることです。 これは既定を「正確な位置で切る」にしている理由でもあります。
動画の中身は、全コマが独立して保存されているわけではありません。 多くのコマは「前のコマとの差分」として記録されており、 単独で絵を復元できるコマ(キーフレーム)は数秒に1回しか置かれていません。 データを切り貼りするだけの無劣化モードでは、その手前のキーフレームからしか始められないのです。
そのため「10秒から」と指定しても、実際には8秒あたりから始まります。 ずれ幅は動画によって違い、お使いのファイル次第では、開始位置の指定がまったく効かないこともあります。 画面録画ソフトが書き出した動画のように、キーフレームが先頭にしか無いファイルではこれが起こります。 これはツールの不具合ではなく、動画という形式そのものの性質です。
キーフレームの間隔はファイルを見ただけでは分かりません。そのため 無劣化モードは「結果を見て確かめる」前提のものと考えてください。 指定どおりに切りたいなら「正確な位置で切る」を選んでください。
どちらを選ぶか
| 正確な位置で切る(既定) | 無劣化で切り出す | |
|---|---|---|
| 切れる位置 | 指定どおり | 手前にずれる/効かない場合も |
| 画質 | わずかに変化する | まったく劣化しない |
| 速さ | 動画の長さに比例 | 数秒(長い動画でも) |
| 解像度の変更 | できる | できない |
| 向いている場面 | ふだんはこちら | 画質を1ビットも変えたくない |
基本は「正確な位置で切る」で問題ありません。 無劣化を選ぶのは、証拠映像のように元データを一切変えたくない場合や、 1時間を超える動画から大まかに抜き出したい場合です。
こんなときに
- 長い録画から必要な場面だけ残す — 2時間の会議録画から、決定事項を話している10分だけを抜き出す
- SNSに投稿できる長さにする — 投稿の上限に収まるよう、見せたい部分だけを切り出す
- 不要な前後を落とす — 録画開始直後の準備風景や、終わったあとの無音部分を削る
- 資料として一部だけ共有する — 全編を渡さず、該当箇所だけを切り出して送る
- 容量を減らす — 必要な範囲だけにすれば、圧縮するより確実に軽くなります
アップロード型との違い
動画は書類よりはるかに重く、オンラインの変換サイトでは アップロードだけで数分待たされたうえ、容量の上限に引っかかることがよくあります。 無料枠だと100MBまで、といった制限も一般的です。
このツールはファイルを送信しません。処理はすべてお使いのブラウザの中で行われるため、 容量の上限がなく、待ち行列もありません。 社外に出せない会議の録画や、顔が映っている動画でも、そのまま扱えます。
なお、映像を作り直す「正確な位置で切る」を選んだ場合は、 端末の性能に応じて時間がかかります。長い動画ではパソコンでの利用をおすすめします。
逆に、複数の動画をつなぎ合わせたい、テロップや音楽を入れたいといった編集は、 このツールの範囲を超えます。ここでできるのは「範囲を指定して切り出す」ところまでです。 本格的な編集をするなら、インストール型のソフトが必要になります。
よくある質問
切り出した動画の始まりがずれています
無劣化モードの仕様です。詳しくは「無劣化だと、開始位置は指定どおりになりません」をご覧ください。既定の「正確な位置で切る」なら指定どおりに切れます。
音声だけを切り出したい
音声カット・トリミングをお使いください。動画ファイルを読み込ませて、指定範囲の音声だけを書き出せます。
対応している形式は?
MP4・MOV・MKV・WebM・AVIなど主要な形式に対応しています。無劣化モードでは元の形式のまま書き出します(収まらない組み合わせの場合はMKVになります)。
ファイルはどこかに送信されますか?
されません。処理はすべてブラウザの中で完結します。詳しくは安全性についてをご覧ください。
切り出したあとに容量も減らしたい
「正確な位置で切る」を選んで解像度を下げると、切り出しと圧縮を一度に行えます。全体を圧縮したいだけなら動画圧縮をお使いください。