複数のPDFを1つにまとめる方法

「1つのPDFにして提出してください」と言われた。スキャンが表裏で分かれてしまった。 ——順番の指定から、途中への差し込み、まとめた後の容量対策までまとめます。

基本の手順

PDF結合ツールを開いて、次の3ステップです。

  1. PDFをまとめてドラッグ&ドロップする(複数まとめて選択できます)
  2. 一覧の「↑」「↓」で並べ替える。この順番がそのままページ順になります
  3. 「結合してダウンロード」を押す

透かしやロゴは入りません。元のページがそのまま順番に並ぶだけです。

順番でつまずかないコツ

ファイルを選択したとき、並び順は選んだ順ではなく、OSが返す順序になることがあります。 意図した順に並んでいるとは限らないので、必ず一覧を確認してください。

数が多い場合は、先にファイル名を 01_ 02_ のように連番にしておくと、 選択した時点でほぼ正しい順に並びます。並べ替えの手間が大きく減ります。

1_ 2_10_ と桁を揃えないと、 102 より前に来ることがあります。桁を揃えるのが重要です。

よくある場面ごとのやり方

表裏が別々にスキャンされた

複合機で片面ずつスキャンすると、表面だけのPDFと裏面だけのPDFに分かれます。 奇数ページと偶数ページを交互に並べる必要がありますが、 ページ単位で交互に差し込む機能は当サイトにはありません。

現実的な解決策はスキャンし直すことです。 複合機の「両面同時読み取り」を使えば、最初から正しい順で1つのPDFになります。 枚数が少ない場合は、分割してから1ページずつ結合する方法もありますが、手間がかかります。

PDFの途中に別のPDFを差し込みたい

直接の差し込み機能はありませんが、分割と結合の組み合わせで実現できます。

  1. PDF分割で、元のPDFを差し込みたい位置の前後で2つに分ける
  2. PDF結合で「前半 → 差し込むPDF → 後半」の順に並べて結合する

ページの順番だけを入れ替えたい

同じ考え方です。1ページずつバラバラに分割してから、 好きな順に並べて結合すれば、任意の順序に組み直せます。

不要なページを除いてからまとめたい

先にPDF回転・ページ削除ツールで白紙ページや送付状を取り除いてから 結合すると、きれいに仕上がります。向きがおかしいページの修正も、このタイミングでやっておくと二度手間になりません。

まとめたら重くなった、という問題

当然ですが、結合後の容量は元のファイルの合計になります。 3MBのPDFを10個まとめれば30MBです。メールの上限をあっさり超えます。

特にスキャンしたPDFは1ページが画像なので重くなりがちです。 PDF圧縮ツールで解像度を落とせば、見た目を保ったまま数分の一になります。 詳しくはPDFが重くてメールで送れないときの対処法をご覧ください。

結合しても引き継がれないもの

引き継がれるページの内容、文字、フォント、画像、ページサイズ、向き
引き継がれないことがあるしおり(ブックマーク)、文書全体に付いた注釈、フォームの入力欄、電子署名

電子署名が付いたPDFを結合すると、署名は無効になります。 署名は「このファイルが改変されていないこと」を保証するものなので、 結合という改変を行えば当然そうなります。契約書などを扱う際は注意してください。

社外秘の書類をまとめるとき

1つにまとめたい書類は、契約書、見積書、請求書、履歴書、証明書—— 外部に出せないものが大半です。

ところが一般的なオンラインPDF結合サービスは、ファイルをサーバーへ送信して処理します。 勤務先の情報セキュリティ規程で外部サービスへのアップロードが禁止されている場合もあります。

当サイトのツールは処理をブラウザ内で完結させるため、ファイルが端末から出ません。 ページを開いたあと通信を切ってからでも結合できますので、ご自身で確認できます。

まとめ

基本PDF結合で並べ替えてから実行
順番対策ファイル名を桁を揃えた連番にしておく
途中に差し込む分割してから結合
重くなったらPDF圧縮
注意電子署名は無効になる

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